飯舘の子どもらが作った葛西選手への祝福メッセージ

　「伝説（レジェンド）の力に勇気をもらった」。ソチ冬季五輪のノルディックスキー・ジャンプ男子ラージヒル銀、団体銅メダリストの葛西紀明選手を祝福しようと、全村避難中の飯舘村の草野・飯樋・臼石の３小学校の児童が１８日までに、祝福メッセージを作った。今月中に関係者を通じて葛西選手に届ける予定。
　葛西選手は２０１１（平成２３）年、児童を元気づけようと同校を訪問。その後も交流が続いている。
　縦横約１．５メートルの紙に児童２０６人のメッセージや葛西選手のイラストを描いた。佐藤道也君（草野小６年）は「取り組む姿に勇気をもらった」、庄司優花さん（同）は「刺激を受けた。中学校で勉強と部活を頑張る」と笑顔を浮かべた。
（２０１４年３月１９日　福島民友ニュース）