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初の夢舞台にエール 穂積選手の祖父母、喜びの声

初の夢舞台にエール 穂積選手の祖父母、喜びの声

穂積選手が幼いころの写真を見ながら、五輪代表入りを喜ぶ祖父の初目さん

 バンクーバー五輪に出場が決まったスピードスケートの穂積雅子選手(23)=福島市生まれ。念願だった夢舞台の初出場に県内の関係者も大きなエールを送り、健闘を祈っている。
 北海道の母静子さん(51)は代表入り決定のニュースを聞き「ほっとしている。本人にはけがに気を付けて頑張ってほしい」とエールを送った。
 静子さんの福島市の実家では、穂積選手の祖父高橋初目さん(79)が「最高の喜び。いずれは(五輪選手に)なれるだろうと思っていたが、やはりうれしい」と笑みを見せた。高橋さん宅は果樹園を営んでおり、穂積選手も遠征の合間を縫って年に2度ほど墓参りに訪れ、大好きな桃を食べて力をつけているという。

 「けが気を付けて」
 「本当にうれしい。会ったら、おめでとうと言いたい」。父方の祖母の穂積美(よし)さん(82)=白河市表郷=は孫の写真を手に、満面の笑みで話した。
 穂積選手は毎年、美さんの自宅へお盆の時期に訪れるという。その際にも、自主練習に欠かさず取り組む穂積選手の姿に「頑張ってほしい」と思う半面、「きつい練習で体調を心配する気持ちもあった」という。美さんは「けがだけには十分に気を付けて、大会で頑張ってほしい」と夢を実現した孫にエールを送った。
(2009年12月13日 福島民友ニュース)



 


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