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第21回バンクーバー冬季オリンピック
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2人分の魂で五輪へ 遠藤が帰郷、“若武者”表彰台狙う

2人分の魂で五輪へ 遠藤が帰郷、“若武者”表彰台狙う

初の五輪に向け「出るからには表彰台」と意気込む遠藤

 バンクーバー冬季五輪男子モーグル代表の遠藤尚(忍建設、猪苗代高卒)は25日、母校の猪苗代高や猪苗代町役場を訪問、関係者に初の五輪出場を報告した。26日は所属先のある宮城県での壮行会に出席。28日から本県で行われる国内合宿を経て来月4日、開催地バンクーバーへ飛び立つ。
 弱冠19歳で五輪代表の座をつかみ取った遠藤は「スピードとエアに関しては、世界に引けを取らないと思う」。課題のターン技術を磨き上げ、初めての大舞台に臨む。
 遠藤には、期するものがある。兄のように慕っていた上野修(リステル)が左ひざを痛め、ワールドカップ(W杯)第2戦以降を欠場、五輪代表の座も逃した。「W杯を転戦した3年間はいつも一緒だった。修さんを抜きたいと思ってやってきた」。コーチからの指示も上野が実際に滑るなどしてアドバイスを受けていたという。
 「重圧が掛かるが、自分らしく滑れば得点が出る」。上野からのメールが届いたのは、遠藤が五輪代表に決まる直前だった。「修さんも五輪を目指していたはず。連絡が来るとは思わなかった」と遠藤。メールには、遠藤の五輪出場を前提としたいくつものアドバイスが記されていた。
 五輪会場となるサイプレスマウンテンは、「難しくはない分、ミスは絶対できないコース」という。「2人分の魂で滑りたい」。本番では“上野モデル”のスキーウエアを着用することを決めている若武者が、先輩の思いを胸に表彰台に挑む。
(2010年1月26日 福島民友ニュース)



 


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