穂積選手の祖父母「よく頑張った」
福島市に住む母方の祖父高橋初目(はつめ)さん(79)は、家族とともにテレビで応援。「日本を代表して出場しただけでも最高なのに、6位入賞は立派。よく頑張った」と穂積選手の活躍を喜んだ。
スタート前の穂積選手は「少し緊張しているように見えた」と初目さん。「カーブで転ばないように」と祈りながらレースを見守った。初目さんは家族らと23日に現地に向かい、5000メートル、団体追い抜きを観戦。昨年末の代表選考会にも持参した「風より速く」の横断幕を掲げて声援を送る。「雅子が目の前でメダルを取る瞬間を見てみたい」と期待を寄せている。
「入賞してうれしい」
「けがをしないか心配してたけど、入賞してうれしい」。父方の祖母で白河市表郷の穂積美(よし)さん(82)は満面の笑みを浮かべた。
穂積さん方には朝から地域の住民約20人が集まってテレビで観戦した。
自主練習に欠かさず取り組む穂積選手の姿を見ていた美さん。「会ったらおめでとうと言いたい」と話した。
(2010年2月16日 福島民友ニュース)
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