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「雅子よく頑張った」 穂積選手の祖父母が祝福
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力走する穂積選手らに声援を送る美さん(手前左から2人目)
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バンクーバー冬季五輪スピードスケートの女子団体追い抜きで、銀メダルの快挙を果たした日本チーム。メダルへのけん引役として活躍した穂積雅子選手(ダイチ、福島市生まれ)の祖父母らが住む白河市と福島市では、親せきや近所の人が集まり、テレビの画面越しに大きな声援を送った。
「銀メダルだったけど、金メダル以上に価値がある。本当によかった」。穂積選手の父方の祖母で白河市表郷の穂積美(よし)さん(82)はレース後、満面の笑みを浮かべた。
日本時間25日の女子スピードスケート5000メートルの時と同様に、美さん方には早朝から大勢の親族や地域住民らが集まった。横断幕を掲げ、日の丸を手にしながら、準決勝を見守った。
「今朝は気持ちが高ぶり、ほとんど眠れなかった」と美さん。精いっぱいの声援のかいあって、日本が決勝進出を決めると、拍手と歓喜の輪が広がった。「決勝まで来たら、金メダルを取ってほしい」と最愛の孫に送るエールも弾んだ。
決勝はわずかな差で逆転を許し2位。それでも美さんは「お疲れさま。『頑張ったね』と声を掛けたい」と活躍を喜び、集まった人たちもテレビ越しに見える穂積選手に「ご苦労さま」「おめでとう」と温かい言葉を掛けていた。
現地バンクーバーで声援を送っている母方の祖父の高橋初目さん(福島市)方では、穂積選手の伯父の妻高橋紀美子さんら3人が手に汗を握り観戦。紀美子さんは「惜しかった」と小差の銀メダルに少し悔しそうにしながらも「健闘した。帰ってきたら『おめでとう、よく頑張ったね』と声を掛けたい」と話した。
(2010年3月1日 福島民友ニュース)
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