スキー複合・渡部剛弘選手に聞く 「得意のラージヒルに照準」

 
「東北に勇気、元気を与えたい」と意気込みを語る渡部選手

 平昌(ピョンチャン)冬季五輪ノルディックスキー男子複合の日本代表に選ばれた渡部剛弘選手(24)=ガリウム、猪苗代高卒=は30日、欧州遠征を終えて代表チームと帰国。同日、羽田空港で記者会見した。渡部選手に五輪への意気込みなどを聞いた。

 元気与える活躍したい

 ―五輪に向け抱負を。
 「自分の実力を発揮できれば代表に選ばれると思っていた。東北出身として東北の方々に勇気、元気を与えられるような活躍がしたい」

 ―初の五輪代表の実感は。
 「モーグルの遠藤尚選手、パラリンピックの回転の鈴木猛史選手と同じ猪苗代高出身。高校の時から知っている地元の選手と一緒に出場できることがうれしい」

 ―ノーマルヒル、ラージヒル、団体と出場機会は多いが調整の状況は。
 「自分が最も得意とするラージヒルに照準を合わせていく。団体もあるが、まずは五輪で自分のパフォーマンスを出せるようしっかり準備をしたい」

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