開幕待つ平昌...凍る川に一瞬固まる 運転手「きょう暖かい方」

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スケート競技の会場となる江陵。駅前の五輪モニュメントの前では大勢の人が記念撮影をしていた=8日午後5時15分ごろ

 カップラーメンも凍る極寒とうわさに聞いていた韓国・平昌(ピョンチャン)は、暖かい日差しが注いでいた。「この寒さ、会津ぐらいだろうか」。現地入りした東北人としては、まだまだ耐えられる寒さで少しほっとした。

 調べてみると、平昌の北緯は37度で本県とほぼ同じ。肌感覚だが、時折吹く風が刺すように冷たく感じる。日が落ちると冷たい風で耳や指先がすぐにかじかんだ。

 韓国のインターネットサイトの天気情報によると、8日の平昌の気温は1度~氷点下9度。開会式や県勢の遠藤尚選手の予選が行われる9日は5度~氷点下6度と上昇し、極寒の中での祭典は避けられそうだ。周囲を見渡すとダウンがしっかり詰まった膝丈まであるベンチコート姿の人たちが目立つが、本県でも見掛ける光景だった。

 各競技会場の最寄り駅は「平昌」「珍富(チンプ)」「江陵(カンヌン)」の3駅。首都ソウルから会場都市までKTXという特急列車が運行されている。駅から会場までシャトルバスに乗るはずだったが「きょうはやってないよ」とボランティア。仕方なくタクシーでの移動となった。

 「きょうは暖かい方だね」。少し日本語が話せる運転手の男性が、平昌はいかに寒い土地かを教えてくれた。橋に差し掛かった所で「外を見て」と促されて眺めると、川はアイスリンクのように凍っていた。それほど広い川幅ではないがいてつく川を初めて見て高鳴る鼓動も一瞬固まった。

 ソウルと会場都市を結ぶKTXの終点「江陵駅」は、人気競技のスケート会場に隣接するだけあって華やかな印象。売店だけの平昌駅と比べて駅内に飲食店も立ち並び、周辺は各国から集まった人たちでにぎわっていた。きょう開幕する平昌五輪。この寒さを吹き飛ばす熱戦が待ち遠しい。

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