渡部剛弘『無念』...調子上がらず 「平昌でこのジャンプ最後」

 

 「このジャンプが平昌五輪で最後になると思った」。22日のノルディックスキー複合団体ラージヒルへの出場を目指した渡部剛弘選手=ガリウム、猪苗代高卒=は21日の公式練習後、悔しさを紛らわすように笑顔で報道陣の質問に答えた。

 練習が終わった時点でメンバーはまだ発表されていなかったが、練習でも調子が上がらず「いいジャンプ出たら選ばれるかなと思ったけどいつも通りだった」とメンバーから外れるのを見越して語った。

 2016(平成28)年に実業団選手となり、世界で戦い始めた24歳はまだ成長過程にある。「世界のトップ10に入り、五輪でメダルを取ること」。掲げた目標は揺るがない。4年後、必ずこの舞台に戻ってくる。

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