仙台育英・西巻「一試合でも多く1軍」 会津若松市長表敬訪問

プロ野球楽天にドラフト6位で入団する西巻賢二内野手(18)=仙台育英高3年、会津若松市出身=は25日、会津若松市役所を訪れ、室井照平市長に「一試合でも多く1軍の経験を積みたい」と活躍を誓った。
西巻内野手は兄の背中を追って同市の小金井小2年で軟式野球を始め、4年の冬からはいわき市の軟式野球チーム、小名浜少年野球教室に入団。中学校はよりレベルの高い環境を求め、仙台育英の中高一貫校、秀光中に進学した。仙台育英高では1年から試合に出場し、夏の甲子園で準優勝。主将として臨んだ3年の甲子園ではベスト8。U―18(18歳以下)ワールドカップ(カナダ)の高校日本代表20選手にも選ばれた。
西巻内野手は来年1月5日に入寮、同9日からは新人選手による練習に入る。2月には沖縄県久米島での春季キャンプに臨む。室井市長が「地元出身のプロ野球選手が誕生し、応援のしがいがある。会津を背負い、1軍で活躍してほしい」とエールを送った。
「地元にいい報告したい」
楽天に入団する西巻賢二内野手に25日、プロでの抱負を聞いた。
―間もなくプロとしての生活が始まる。今の心境は。
「もちろん楽しみだが、不安や緊張もある。最近はけがが多かった。プロはけがをすると一気に置いて行かれる世界だと思うので、けがをせずに1年を過ごしたい」
―目標とする選手は。
「同じ内野手の楽天・藤田一也選手に多くを学びたいと思う。堅い守備はプロには欠かせない」
―プロとしての抱負を。
「野球を始めたころからプロを目指してきた。早く1軍で活躍し、地元にいい報告ができるようにしたい」
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