高校野球打ち込む球児の映画「それぞれのヒーローたち」制作へ

 

 高校野球に打ち込む球児2人の青春と生きざまを1人の女性の目線を通して描く映画「それぞれのヒーローたち」の制作が、10月公開を目指して進んでいる。映画制作の事務局は5月12日に東京都、同13日にはいわき市でヒロインと主人公の1人を決めるオーディションを行う。同7日まで応募を受け付けている。

 映画は、1983(昭和58)年に全国高校軟式野球選手権大会で平工高を準優勝に導いた投手高萩文孝さん、元同校硬式野球部員でいわき海星高野球部監督として活躍する若林亨さんをモデルに、軟式野球部マネジャーを務めた高梨由美さんの実体験から2人の球児の栄光や挫折などを描く。

 今回は、ヒロインで15歳のマネジャー「竜崎由美」役、ヒーロー「若杉透」役を募集する。オーディションは東京都新宿区の新宿44ステーションビル、いわき市の東日本国際大・いわき短大で開く。応募に俳優経験などを問わない。未成年者は保護者の承諾が必要。撮影期間は7月31日~8月8日で、いわき市内での撮影が中心となる。

 オーディション参加費は3000円。希望者は電話やメールなどで申し込み、応募書類を締め切り日までに事務局に送る。問い合わせは事務局へ。

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