「勝ちプレゼントしたかった」 退任する監督誕生日...感謝の心

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【田村―平商】3回裏田村2死、逆転を許した平商の投手大森(左)に駆け寄る伝令の佐藤主将=開成山球

 投手戦を制した田村に軍配が上がった。平商は先発大森が7回2失点と力投したが、打線が援護できなかった。

 「勝ちをプレゼントしたかった」。本年度で退任する岡田敦監督の60歳の誕生日と重なった一戦。先発した平商の大森匠(3年)は力投したが指揮官に勝利を届けられなかった。

 入学時、将来のエースとして大森に期待が集まった。だが、1年の秋、投げすぎが原因で腰の骨を疲労骨折した。約1年に及ぶリハビリを経て、昨秋にようやく投球を再開。最後の夏に初めて背番号1を託され「エースナンバーをくれた監督の期待に応えたかった」。

 リードを許したが、3回以外はスコアボードに0を並べ、背番号1の存在感をしっかりと見せた。「監督からチャレンジすることの大切さを教えてもらった。学んだことを少しは示すことができたと思う」と恩師への感謝の思いがあふれた。