日大東北、4年連続の『全力勝負』 王者・聖光学院に雪辱ならず

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【聖光学院-日大東北】聖光学院に敗れ、涙を拭きながらベンチに引き揚げる日大東北ナイン=開成山球場

 日大東北が目指した甲子園出場の前に立ちはだかったのはまたも王者・聖光学院だった。郡山市の開成山球場で23日に行われた第98回全国高校野球選手権福島大会準決勝。夏の決勝で3年連続で敗れた宿敵を相手に雪辱を誓った日大東北だったが、必死のプレーも実らず3―7で敗退。最後まで白球を追い続けたナインに、応援に駆け付けた生徒やOB、市民は「よくやった」と声を掛け、健闘をたたえた。

 「初回に先制するなど聖光学院に全力でぶつかっていた。力強い姿に感動した」。昨年、日大東北の主将を務めた落合滉樹さん(18)は当時のメンバーとともにスタンドから熱のこもった声援を送り、後輩のプレーを後押しした。昨年、4番を務めた佐藤旦さん(18)は「これまで聖光学院に敗れた(自分や先輩たちの)思いを背負って戦ってくれた」と終盤までもつれた一戦を演じたナインを見詰めた。

 中村猛安監督は「頼もしい3年生だった」と、敗戦の悔しさを糧に3年間努力を続けたナインにねぎらいの言葉を送った。「日大東北で野球ができて良かった。後輩には甲子園に行ってほしい」。石田崇人主将は万感の思いを込めて言葉を紡いだ。