聖光学院「10連覇」、光南に逆転勝利 夏の高校野球福島大会

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戦後最多を更新する10連覇を果たし、喜びを爆発させる聖光学院ナイン=郡山市・開成山球場
決勝
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光南
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 第98回全国高校野球選手権福島大会の決勝は24日、郡山市の開成山球場で行われ、第1シードの聖光学院が春季県大会の覇者で第2シードの光南を6―5で下し、全国の地方大会で戦後最多を更新する10連覇を達成、13度目の甲子園出場を決めた。

 初回に2点を先制された聖光学院は4回1死から6番瀬川航騎(2年)の本塁打などで同点に追い付いた。再び2点をリードされたが、8回に打線が爆発。5番門井泰寿(3年)の中前打、瀬川の左越え二塁打で無死二、三塁の好機をつくると、7番小泉徹平(2年)が適時打を放って1点差に迫り、8番鎌倉誠(3年)の犠飛で同点に追い付いた。

 畳み掛ける聖光はさらに2死一、二塁から、2番磯辺伶也(同)の右翼への適時二塁打で2点を加えて逆転した。先発三浦皓佑(同)は、初回に失点を許して以降立ち直り、5回から登板したエース鈴木拓人(同)は8、9回に得点を許したが、踏ん張った。

 10年ぶりの甲子園出場を目指した光南は初回の1死一塁から3番松本京志郎(2年)の2点本塁打で先制。8回には連打と相手の失策などで1死満塁とすると、4番西牧駿(3年)の適時打で再びリードした。逆転され4―6で迎えた9回には代打生方誠人(同)の二塁打などで1点差に迫ったが、届かなかった。

 全国大会は8月7日、兵庫県の阪神甲子園球場で開幕する。組み合わせは同4日に決まる。

 聖光学院・斎藤監督「V重ねるごとに使命感」

 夏の大会10連覇を果たした聖光学院の斎藤智也監督(53)に勝因などを聞いた。

 ―決勝は1点を争う厳しい展開になった。
 「相手は春の王者。どちらに転ぶか分からない激戦を予想していた。8回までは1度もリードできず、球運がないと感じていた。点差をつけられたことで選手が奮起し、勝ちにつなげてくれた」

 ―全国の戦後最長記録を更新する10連覇を達成した。
 「選手が連覇を意識せず、一人の高校生として地に足を着けて野球に取り組み続けた結果だと思う。優勝を重ねるごとに使命感が増している。負けたチームの思いを背負い、甲子園では福島の代表として恥ずかしくない試合をしなければならない」

 ―甲子園が開幕するまでの期間をどう過ごすか。
 「チームを練り直し、さらに成長した姿で全国の舞台に臨みたい」