塙工・上妻熱投167球!延長10回制す 粘る南会津を8-3下す

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【塙工―南会津】10回167球を投げ抜き、勝利した塙工の先発上妻=ヨーク開成山スタジアム

 夏の甲子園出場を懸けた第99回全国高校野球選手権福島大会第2日は8日、ヨーク開成山スタジアム(郡山市)などで1回戦13試合が行われ、塙工が延長10回、8―3で南会津を下した。勿来工は9回にスクイズで奪った1点を守り、いわき海星との接戦を制した。福島成蹊は7―3で白河に逆転勝ち。岩瀬農は15―4の8回コールドで梁川を下し、11年ぶりに初戦を突破した。第3日の9日はあづま球場(福島市)など5球場で2回戦11試合が行われる。

 塙工・上妻、主将の責任プレーで見せた

 主将としての意地を白球に込めた。1人で167球を投げ抜いた塙工の上妻瑞輝(3年)は「投げ切れてよかった。チームが勝てて本当にうれしい」と心地よい疲労感に浸った。

 5回までノーヒット投球を披露していたが6回、アクシデントに見舞われた。相手の鋭い打球が右腕を直撃、うずくまるほどの激痛に襲われた。それでも「主将としての責任がある。簡単にマウンドを降りるわけにいかなかった」。痛みに耐え、志願してマウンドに戻った。

 8回に同点に追い付かれたが気持ちを切り替え、ギアを上げた。100球を超えても130キロ台の直球を連発し、相手打線を力で封じた。

 そんな上妻の奮闘に打線も応えた。延長10回1死満塁で「引っ張ってくれた上妻を助けたかった」と熊田一輝(同)。力投のエースを救う殊勲打が生まれた。

 「価値ある勝利。勢いにのって次戦も全力でぶつかる」と上妻。1番打者も務める頼もしい主将がチームを引っ張る。

 【7月8日の試合結果】夏の全国高校野球福島大会・第2日

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