日大東北が接戦制す 粘投の福島・大内「この負け将来の糧に」

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
【福島―日大東北】9回3失点と奮闘した福島のエース大内=ヨーク開成山スタジアム

 先制された直後の2回に逆転した日大東北が福島との接戦を3―1で制した。

 スタンドに目をやると、自然と涙があふれた。「接戦でも負けたのは事実。いつも大きな声援をくれる応援団や保護者に勝利を届けたかった」。福島の左腕大内遼河(3年)のエースとしてのプライドが許さなかった。

 敗戦を力に変えてきた。昨秋の県大会は学法石川に0―12でコールド負け。先発しながら3回途中で降板した大内は、自らの力不足を痛感した。「仲間を信じ一球一球にどれだけ魂を込められるか」。それ以降は"真のエース"となる投球を追求してきた。

 あれから約10カ月。2回に3点を許したが、3回以降は日大東北を無失点に封じ、シード校を最後まで苦しめた。悪い流れを食い止められず、マウンドを降りた昨秋とは違い、失点しても勝利を信じ、我慢強く投げ抜く姿がそこにはあった。

 大学に進学し、野球を続ける予定。「この負けは一生記憶に残ると思う。将来の糧にできるように頑張りたい」。涙を拭った大内は、新たなステージでの飛躍を約束した。

 【7月9日の試合結果】夏の全国高校野球福島大会・第3日

おすすめPickup!ニュースの『玉手箱』

箱根駅伝へ監督が『トークバトル』 最重要ポイントは「5区」