小高産業技術『初陣』飾る 球場に響く長渕剛さん作曲「校歌」

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夏の大会初勝利を挙げ校歌を斉唱する小高産業技術ナイン=あづま球場

 夏の甲子園出場を懸けた第99回全国高校野球選手権福島大会第3日は9日、福島市のあづま球場などで2回戦11試合が行われ、4月に開校した第8シード小高産業技術は3―2で県立石川との接戦を制し、夏の大会初勝利を飾った。第1シード聖光学院、第3シードいわき光洋はコールド発進。第4シード日大東北は福島に3―1で逆転勝ち、初戦屈指の好カードを制した。第5シード学法石川は3―1で福島高専を下した。修明は猛打が爆発し、大量35得点で相馬農を退けた。第4日の10日はあづま球場など5球場で2回戦11試合が行われる。

 夏初勝利で自慢の校歌...柳美里さん作詞

 小高工と小高商が統合し、今春開校した小高産業技術。夏の大会の初戦は県立石川との接戦を制し、春の大会に続き記念すべき初勝利を飾った。

 小高工時代の成績を引き継ぎ、今大会は第8シード。校名は変わったが、小高工伝統の強力打線に部員たちは強い自負を持つ。しかし、この日は3回に1点を先制し、4、5回にも1点ずつ得点したが、県立石川の先発荻野勝之(3年)の前に8安打。飛球アウトが多く、3月まで小高工生だった主将の石附享(同)は「初戦の硬さと、遅い球にタイミングが合わなかった」と反省した。

 それでも小高産業技術にとっては夏初勝利。試合後の校歌斉唱では、地元・南相馬市在住の芥川賞作家柳美里さんが作詞、シンガー・ソングライターの長渕剛さんが作曲を手掛けた校歌を球場に響かせることができた。

 エースの渡辺和東(同)は「みんなに聴いてもらえてうれしい。昨年、準々決勝に進んだ(小高工の)先輩に並べるよう、一つずつ勝ちたい」と誓った。校歌斉唱という最初の関門を突破したナイン。次は伝統の強力打線で快音を響かせるつもりだ。

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