福島商・関根「4強」導く2打席連発 粘る磐城を5-3退ける

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【福島商―磐城】5回裏福島商無死、2打席連続の本塁打を放つ関根=白河グリーンスタジアム

 関根の2打席連続本塁打などで5回までに5点を奪った福島商が追いすがる磐城を5―3で退けた。

 「狙っていけよ」。福島商の関根紀(かなめ)(2年)は3回の公式戦初本塁打の興奮冷めやらぬ中、続く5回にも再び本塁打を放ち、ナインの期待にバットで応えた。

 2―2の同点に追い付かれた直後の3回の攻撃。初回は四球を選んだ関根は「空振りしてもいい。思いっきり振る」と意気込んで打席に立つと、2球目の高めの直球を振り抜き、勝ち越しの本塁打を放った。圧巻は第3打席。カウント1―3からの5球目。はじき返した白球は大きな放物線を描き右翼スタンドに吸い込まれた。「1打席目は入るか分からなかったけど、2打席目は打った瞬間にいったと思った」と笑顔がはじけた。

 菅原裕一監督の采配が光った。4回戦まで7番だった関根の打順を5番に上げるなど、思い切りの良い2年生打者を中軸に据えた。関根の活躍を「冷静に打ち損じなくよくやった」とたたえた。

 2年ぶりに4強入りを果たした福島商ナイン。夏の福島大会は優勝から17年遠ざかっている。菅原監督は熱戦を勝ち進む中、普段は口にしない優勝の2文字を保護者の前で宣言した。「執念を持って臨んでいる」。就任12年目の闘将はナインと共に悲願の甲子園を見据える。

 【7月19日の試合結果】夏の全国高校野球福島大会・第8日

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