【4強・戦力分析】聖光学院vs日大東北、いわき光洋vs福島商

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 夏の甲子園出場を懸けた第99回全国高校野球選手権福島大会第9日は21日、福島市のあづま球場で準決勝が行われ、決勝に進出する2校が決まる。準々決勝までの4校の成績を踏まえ、各校の戦力を分析する。

 切れ目ない打撃光る

 【聖光学院】11年連続15回目の決勝進出が懸かる。ここまで4試合中3試合でコールド勝ち、失点は0と盤石の勝利で駒を進めている。チーム打率は4割7厘。打率トップは柳沼楽人(3年)の6割1分5厘、松本聖也(同)が5割で続く。本塁打は瀬川航騎(同)が準々決勝で放った1本のみだが、4試合で44安打と打撃力は申し分ない。投手陣は斎藤郁也(同)が2試合を投げて被安打5、15奪三振と安定感がある。自己最速145キロをマークした湯浅京己(同)や準々決勝で好投した平野サビィ(同)らが控える。

 堅守と打線の爆発力

 【日大東北】5年連続4強入りだが、甲子園出場は2003(平成15)年から遠ざかっている。昨夏を経験したメンバーらが敗戦を糧に、14年ぶり8度目の優勝を目指す。磯上海大(3年)、楡井(にれい)龍之介(同)、生天目(なまため)翼(同)ら好投手をそろえる。準々決勝で7回1失点と好投した右横手投げの生天目は昨秋に取り入れた横手投げに自信を深めている。打撃陣は、打率5割を誇る梶山竜暉(同)や3回戦以降、連続打点を記録する鈴木大資(2年)らが好調を維持。長打は少ないが勝負強い打撃を見せている。

 一度もリード許さず

 【いわき光洋】これまでで3度目の準決勝進出。昨年、一昨年と初戦敗退の苦杯をなめ、雪辱に燃えるナインが初の決勝進出を懸けて臨む。春の東北大会で強豪と戦った経験などを踏まえ、打撃陣は変化球の対応や苦手コースの克服など、攻撃力に磨きを掛けてきた。4試合の安打数は毎試合2桁安打で計46本。このうち11本の長打が出ている。投手陣はエース大谷優人(3年)が3試合に先発登板し、4回戦、準々決勝と完投。20回を投げて打者77人に対し被安打11、四死球6、18奪三振。投打に隙のない仕上がりだ。

 勝負強く好機生かす

 【福島商】一昨年は準決勝、昨年は初戦で敗退。狙うは2000(平成12)年以来、17年ぶり12回目の優勝だ。4試合中3試合で先制されながらも、勝利を収めてきた。4試合で41安打。準決勝では関根紀(2年)の2打席連続本塁打も飛び出した。守備陣ではこれまで7失策と、調整を図りたい。投手陣は4人がマウンドに立ってきた。4回戦までは継投策だったが、準々決勝ではエース栗原稜太(3年)が完投した。先制された3試合もしっかりと食らい付いていき、好機を生かし切る展開が強みだ。

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