福島商エース栗原「悔いはない」 最後まで笑顔...後輩に夢託す

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【いわき光洋-福島商】6回表いわき光洋1死二塁、マウンドに集まりエース栗原(左)を後押しする福島商内野陣

 最後まで笑顔でいると決めていた。福島商の主将栗原稜太(3年)は試合終了後、泣きじゃくる後輩たちを笑って支えた。「顔を上げろ。お前たちには来年がある」

 17年ぶりの決勝進出が懸かるマウンドを託された。連戦で疲れはあったが、「逆に力みなく投げられた」とコーナーに投げ分けた。

 しかし、チームは徐々に劣勢を強いられていった。鋭い打球を放っても相手守備陣の好捕などに阻まれ、点に結び付かない。

 栗原自身も8回2死一、二塁で「捉えた」と思った打球が相手投手の正面に飛んだ。試合後「悔いはない」と繰り返した栗原。ただ「勝てるチャンスはあった」と話す時には少し笑顔をゆがめた。

 それでも最高の仲間とプレーする試合は楽しかった。「ありがとう」。感謝の気持ちを伝え、グラウンドを後にした。

 【7月21日の試合結果】夏の全国高校野球福島大会・第9日

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