相馬東・佐藤主将...『100点満点』宣誓 練習より上手にできた
いわき市のいわきグリーンスタジアムで7日に開幕した第100回全国高校野球選手権記念福島大会。開会式では83校78チームの選手たちが堂々と入場行進した。
開会式では、相馬東主将の佐藤怜旺(れお)(3年)が「支えてくれた全ての人に感謝し、全力を尽くすことを誓います」と力強く選手宣誓。式後には「練習より上手にできた。100点満点」と達成感に満ちた笑顔を見せた。
家族も球場に訪れる中での大役だったが、「感謝の気持ちを伝えることができた」と振り返った。次は気持ちを切り替えて試合を見据える。「初戦を勝ち、良い流れを作りたい」と力強く語った。
常磐軟式野球の児童2人「始球式」
始球式は、常磐軟式野球スポーツ少年団の鈴木遥翔投手(高坂小6年)と小学1年からバッテリーを組むチームメートの村田一真捕手(磐崎小6年)が大役を果たした。
硬式球での投球は1週間前から始めたばかりだった鈴木投手。「重さが違うので力んでしまった」と、村田捕手の構えたミットの前でワンバウンドしてしまい納得の投球とはならなかった。
それでも2人の初々しい始球式にスタンドから大きな拍手が送られた。