聖光学院、耐えた9回『猛追』 決勝進出、いわき海星に3-2

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【聖光学院-いわき海星】3回裏聖光学院1死、矢吹が右越えの三塁打を放ち、送球がもたつく間に本塁に生還。捕手滝口=いわきグリーンスタジアム
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 いわき市のいわきグリーンスタジアムで21日に行われた第100回全国高校野球選手権記念福島大会第10日の準決勝。12連覇が懸かる第1シード聖光学院と18年ぶりの頂点を目指す第2シード福島商が勝ち上がり、22日の決勝で激突する。決勝は午前11時から、同スタジアムで行われる。

 揺るがぬ聖光ナイン 主将・矢吹「接戦は想定していた」

 序盤の好機でリードした聖光学院が粘るいわき海星を3―2で振り切った。

 最後に笑ったのは聖光学院だった。初の決勝進出を目指すいわき海星に9回、1点差に迫られ、球場は一時逆転ムードにも包まれたが、聖光ナインは揺るがなかった。

 チームを支えたのは「接戦は想定していた」と話す主将矢吹栄希(3年)だった。2点をリードした3回、矢吹は自らの右越え三塁打の中継がもたつく間に本塁を突き貴重な追加点を挙げる。リードを広げ、試合の流れもつかんだかにみえたが、ノーシードから勝ち上がったいわき海星の勢いは本物だった。「がむしゃらにやってくるオーラがあった」

 6回、1点を返されてなお満塁のピンチ。抜ければ長打の打球に追い付いたのは再び矢吹だった。冷静に打球を処理すると、守備でもチームを鼓舞した。9回、一打逆転のピンチにはマウンドの衛藤慎也(同)に「打たれてもいい」と声を掛け、最後まで冷静にチームを支えた。

 「(この試合で)自分たちに足りない部分もたくさん感じた」と矢吹は反省も口にする。大会11連覇中の王者が苦しみながらも決勝に進出。12連覇にあと1勝と迫った。

 【7月21日の試合結果】夏の全国高校野球福島大会・第10日

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