福島商、湯本に6-2競り勝つ 先制打・武藤『最高の誕生日』

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【湯本―福島商】1回表福島商無死二塁、先制の適時三塁打を放つ武藤=いわきグリーンスタジアム
準決勝
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 福島商が初回に長打を集めて先制し、試合を終始優位に進め、6―2で競り勝った。

 毎試合2桁安打を続ける強力打線が、初回にその打力を見せつけた。福島商は試合開始からわずか6球で先制に成功すると、最後まで試合の主導権を渡さなかった。

 この日の主役は21日に18歳の誕生日を迎えた武藤球太(3年)。初回、先頭打者の関根紀(同)が3球目を左翼に運ぶ二塁打で好機を演出すると、「ハッピーバースデートゥーユー」の大声援を受けた武藤が、外角の直球を左に打ち返す適時三塁打で関根が生還。「(関根と)2人で1点」と話していたという目標を早々に達成し、準決勝の雰囲気に緊張気味だったナインを勢い付けた。

 昨年の7月21日の誕生日も夏の準決勝だった。いわき光洋を相手に、2年生で出場した武藤は4打数無安打と沈黙、悔しさばかりが募る誕生日となったが、この日は守備面でも難しい打球を冷静に処理するなど投打にわたって活躍し、その悔しさを晴らした。

 武藤が生まれた2000(平成12)年の第82回大会、いわきグリーンスタジアムでの決勝を制し、頂点に立ったのが福島商だった。「聖光学院に勝ち甲子園に行きたい」と意気込む武藤。伝統校の新たな歴史を刻む選手たちが、あの夏の歓喜の瞬間を再現する。

 【7月21日の試合結果】夏の全国高校野球福島大会・第10日

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