福島東、序盤から『猛攻』コールド劇 阿部約束...ガッツポーズ
福島東は17安打で12点を奪う猛攻で相馬東に12―5で8回コールド勝ち。初回に八巻の先制打で口火を切ると、2回には打者一巡の攻撃で一挙6点を挙げ、序盤で試合の主導権を握った。相馬東は中盤以降追い上げたが、序盤の失点が響いた。
普段は冷静な福島東の3番八巻歩真(2年)は、初回に先制打を放つと塁上で拳を突き上げた。
「うれしい時はガッツポーズをして」。試合前に応援席から声援を送る親友、阿部一輝(同)と交わした約束だった。初回の好機で回ってきた打席、緊張感はあったというが、2ストライクと追い込まれながら内角の直球をはじき返した。
次戦は好投手擁するシード校ふたば未来。「直球が良い投手。対策を進めて、打ち崩したい」と八巻は闘志を燃やす。