光南エース・国井、原町を12K「完封」 4年連続16強に導く

 
【光南―原町】原町打線を1安打に抑え完封勝利した光南のエース国井=白河グリーンスタジアム

 投打がかみ合った光南が原町に6―0で完封勝ち。初回に先制した光南は6回、庄司の右越え三塁打などで4点を追加し、流れを引き寄せた。先発国井は12奪三振の完封。1安打に抑えられた原町は反撃の糸口をつくれなかった。

 捕手のサインに首を振り、最後の打者を空振り三振に打ち取った。「最後はどうしても直球を投げたかった」。光南の2年生エース国井飛(ひゅう)河(が)が12奪三振の完封勝利でチームを4年連続16強に押し上げた。

 前の試合で課題だったコースの投げ分けを修正。「変化球は低めに。真っすぐは高めに」。凡打の山を築き、5回には3者連続で空振り三振に仕留めた。

 球速は平均120キロ台ながら、打者との間合いと制球力を武器に成長。「継投を考えていたが信用した」と、渋谷武史監督の評価も上々だった。

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