【聖光学院・戦力分析】勝負強い打撃が持ち味 投手陣支える堅守

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10年連続の甲子園出場で初戦突破に意欲を燃やす聖光学院ナイン

 高校野球誕生から101年の夏。今年も各地の予選を勝ち上がった49代表校が聖地「甲子園」に集う。第98回全国高校野球選手権大会は7日、開幕する。本県代表の聖光学院は自身の持つ戦後最多記録を更新し10年連続13度目の出場。

 昨夏は初戦敗退を喫した聖光学院。福島大会で戦った球児たちの思いを背負い、東北勢の悲願「白河の関越え」を目指す。

 投手陣の仕上がりが上位進出への鍵

 福島大会でのチーム打率は3割3分3厘、本塁打は3本。瀬川航騎(2年)は後半で調子を上げて5割、松本康希(3年)も4割9厘と打線を引っ張る。

 磯辺伶也(同)は2割2分2厘ながら準決勝で場外本塁打、決勝での勝ち越し打など好機で結果を残した。4番を打った鈴木駿輔(同)も7打点としっかり仕事を果たしている。上位から下位にかけて長打を放つ力のある選手がそろい、ここぞという場面での勝負強い打撃が持ち味。
 また俊足が多く、16犠打や13盗塁など小技を生かした攻撃ができる。西川将也(同)や佐藤駿矢(同)も福島大会での出番は少なかったが、6割超えの高い打率を残している。

 投手陣は鈴木拓人(同)、三浦皓佑(同)、堀田陸斗(2年)、斎藤郁也(同)の4人。春から調子を取り戻しつつある鈴木拓は変化球を織り交ぜて打者を翻弄(ほんろう)。三浦は決勝で先発し、2失点で粘りの投球を見せた。ただ福島大会では3人で計15失点を喫しており、投手陣の仕上がりが上位進出への鍵を握りそうだ。

 守備は外野に足が速く、強肩の選手がそろう。福島大会では3失策ながら、決勝では遊撃手の瀬川が安打性の当たりをグラブに収めて危機を脱するなど、堅守で投手陣を支え、流れを引き寄せる。