左翼手・鎌倉、6回『好プレー』 フェンス恐れず...ミス帳消し

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【東邦-聖光学院】6回裏東邦無死二塁、松山の左翼への飛球を追う鎌倉

 聖光学院左翼手の鎌倉誠(3年)は6回の守備で大きな打球をフェンスにぶつかりながらもグラブに収めるファインプレー。「ベスト8は正直にうれしい」と満足げだった。

 直前のプレーで打球の目測を誤り、二塁打を与えてしまっていた。「あれで目覚めた」と好守で自ら招いた危機を打ち消した。

 この試合での左翼への打球は13。「こんなに飛んできたのは初めて」だった。9回表の攻撃では内野ゴロで激走し両足がつっていたが、裏には三つの左飛をしっかりキャッチ。「アドレナリンのすごさを知った」と笑って振り返った。

 この日2安打と打撃の調子も上向きだが「いい試合ではあったが、『これでいい』ということはない」と気を引き締め、次戦を見据えた。

 加納、狙い打ち先制

 「真っすぐが続いたから変化球が来る」。加納皐(さつき)(3年)は初回、1死三塁の好機で内角低めのナックルカーブを狙い打ち、流れを引き寄せる先制点を挙げた。

 愛知県出身の加納。古里の学校との対戦に「負けたくないと思った」という。しかし相手は優勝候補の一角。「普通では勝てない。向かっていく気持ちが必要だった」。挑戦者として放った打球は一、二塁間を抜けていった。

 初戦とはチームの雰囲気の変化も感じた。「受け身だったのが、攻める姿勢になった」と加納。次戦に向け「ベスト8の壁を越えたい」と闘志を燃やした。