【聖光学院・戦力分析】勝負強い「打撃」 強肩ぞろい「守備」

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11年連続の甲子園で活躍を誓う聖光学院ナイン

 聖光学院の第99回全国高校野球選手権福島大会でのチーム打率は3割8分7厘。準々決勝以外の5試合で2桁安打を記録し、打線が機能する。中でも抜群の存在感を放つ柳沼楽人(3年)は打率5割5分6厘で7打点と、打率、打点ともにチームトップ。決勝では9回1死から二塁打を放ち、サヨナラのホームを踏んだ。2年生で唯一ベンチ入りする矢吹栄希も出塁率は5割を超える。本塁打は瀬川航騎(3年)の1本のみだが、6試合で三振が11と少なくどの打者も勝負強い打撃が光る。

 投手陣は斎藤郁也(3年)、前田秀紀(同)、平野サビィ(同)、堀田陸斗(同)の四枚看板。斎藤は最速142キロの直球が武器。内角をえぐる変化球もあり、福島大会では計17回を投げて20三振を奪った。決勝で完投した前田は5試合で計20回3分の2を投げ、四死球0と制球力が光る。

 守備は外野に足が速く、強肩の選手がそろう。福島大会では3失策ながら、決勝では2度追い付かれる展開を堅守で支え、逆転を許さなかった。

 夏の甲子園では2009(平成21)年以降8大会連続で、全試合での得点が5得点以下にとどまる。斎藤智也監督は長打力の必要性を強調。「打ち勝つ野球」が求められる甲子園で自慢の攻撃力を発揮できるかが上位進出の鍵となりそうだ。

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