初戦突破!聖光学院、おかやま山陽に6-0 夏の甲子園1回戦

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【聖光学院―おかやま山陽】5回表聖光学院1死二塁、仁平の右前打で二走瀬川が生還し5点目。捕手松岡=甲子園
1回戦
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聖光学院
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 第99回全国高校野球選手権大会第3日は10日、兵庫県西宮市の甲子園球場で行われ、11年連続14度目出場の聖光学院は初出場のおかやま山陽(岡山)に6―0で勝ち、2年連続で初戦を突破した。初戦の完封勝利は2010(平成22)年の広陵(広島)戦以来7年ぶり。

 聖光は2回、内野安打で出塁した柳沼楽人を一塁に置き、主将仁平勇汰が左翼フェンス直撃の適時三塁打で先制。松本聖也も続き、この回に2点を奪った。

 3回には渡辺拓路が内野安打で出塁、相手エラーと犠打で1死三塁とすると柳沼の犠飛で3点目。4回には大平悠斗の二塁打と矢吹栄希の三塁打でさらに追加点を奪った。5回にはこの日好調の仁平、8には大平がそれぞれ適時打で1点を加え、リードを広げた。

 先発の主戦斎藤郁也は完投。変化球を中心とした投球で12個の三振を奪い、打たれた安打も5本と、おかやま山陽打線を寄せ付けず無得点に抑え込んだ。

 日程が予定通り消化されれば、聖光は次戦、大会第8日(15日予定)に行われる2回戦の第4試合(午後3時30分開始予定)で聖心ウルスラ(宮崎)と対戦する。

 エース・斎藤12三振「完封」 変化球さえ的絞らせず

 打てるもんなら打ってみろ。そう言わんばかりの気迫のこもった投球だった。おかやま山陽打線から12三振を奪い、今大会初の完封をマークした聖光学院のエース斎藤は「ピンチもあったが焦りはなかった」と胸を張った。

 序盤はチェンジアップ、後半はスライダーがさえ渡った。得点圏に走者を背負う苦しい投球にも見えたが、後続は変化球で三振を奪い得点は許さない。地方大会で出場チーム中4位の81安打と猛打を誇る相手打線を手玉に取った。圧巻は6回1死一、三塁。高めに浮いたチェンジアップで走者を出しピンチの場面を迎えたが、後続はスライダーで2者連続空振り三振に仕留め、雄たけびを上げた。エースの活躍は、斎藤智也監督の予想を超えた。斎藤監督は「甲子園で完封勝ちなんて考えてなかった」と満足げにうなずいた。

 昨夏の甲子園で初の4強入りを懸けた準々決勝の北海戦で登板した斎藤。決め球のスライダーは通用したが甲子園で戦うためにはもう一つ新たな変化球が必要と、さまざまな球種を試し、チェンジアップを磨いた。

 福島大会では指の皮がめくれ、決勝のマウンドを前田秀紀(同)に託した。決勝で投げられなかった悔しさを「この舞台で晴らしてやろうと大阪に入った」と語る斎藤。頼れるエースが成長ぶりを発揮する。

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