聖光学院が初戦快勝、盤石の試合運び 打線好調、着実に加点

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初戦のおかやま山陽に勝利し、笑顔で応援席に向かう聖光ナイン=10日午後、甲子園

 甲子園常連校の貫禄を見せつけるかのような戦いぶりだった。聖光学院は10日に行われた全国高校野球選手権大会1回戦でおかやま山陽に快勝。盤石の試合運びで初出場校を退け、目標とする日本一へ向け好スタートを切った。

 斎藤智也監督が「全く想像していなかった」と驚く試合展開となった。試合前には「5点取れれば御の字。(相手を)4点以下に抑えられれば」と考えていた。

 聖光学院は初出場校との相性が良い。昨年初戦のクラーク国際(北北海道)など過去4戦4勝。しかし今大会は、猛打を誇り、2人の好投手を擁するおかやま山陽を相手に、接戦を予想していた。

 指揮官の見立てをよそに、打線は序盤から相手投手を捉えた。2回以降4イニング連続で得点圏に走者を進めては着実に得点。13安打を放った打力に加え、2ストライクと追い詰められてからも粘り、簡単にはアウトにならないしたたかさで相手を苦しめた。

 福島大会以降、打撃力向上のために通常より重い千グラムのバットを振ってきたナイン。3安打2打点を挙げた仁平勇汰主将(3年)は「バットを軽く振れた」と振り返った。得点が5点を超えるのは2008(平成20)年以来、9大会ぶりだった。

 守りでは、先発の斎藤郁也(ふみや)選手(3年)が変化球主体の投球で強力打線を手玉に取った。初回から何度も走者を得点圏に背負いながら、低めに集める投球で得点を許さなかった。

 投打がかみ合い、好発進を切った聖光ナインだが「今日は出来過ぎだった」と声をそろえた。戦後の大会史上最長、11大会連続出場の重圧を力に変え、悲願の頂点へと突き進む。

 【8月10日の聖光学院・試合結果】全国高校野球選手権大会

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