聖光学院、真骨頂の粘り リード許す展開、ミス逃さず逆転勝利

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【聖光学院―聖心ウルスラ】8回裏聖光学院2死三塁、打者佐藤晃のときに捕逸で三走渡辺が本塁を突き、5点目=甲子園球場

 いざ8強へ―。16日に行われた第99回全国高校野球選手権大会2回戦で聖心ウルスラ(宮崎)を5―4で下し、2年連続3回戦進出を決めた聖光学院。接戦をものにし、日本一を目指し甲子園の大舞台で成長し続けるナインの戦いぶりが光った。

 「戦略、戦術だけで勝てる試合はここまで。次はこうはいかない」。試合後、斎藤智也監督は語った。この試合、地方大会を通じて初めて先制を許したが、相手のミスを逃さず逆転に成功した。

 着実に得点を重ねる冷静な試合運びで聖心ウルスラを上回った。斎藤監督は、接戦の中で目標の5点を奪ったナインに「試合をものにする落ち着きがあった」と及第点を与えた。

 見据えるのは強豪校との激突だ。3回戦の対戦相手は、昨年春の選抜大会から今春まで甲子園で3季連続4強の秀岳館(熊本)か、春夏通じて甲子園出場45度目を誇り、選抜大会優勝の経験もある広陵(広島)の勝者。両チームとも優勝候補に挙げられる難敵。

 指揮官は「甲子園は点取り合戦」と、打撃力が今後の勝敗を分けるとにらむ。「打てる球を見極め、甘く入ったボールは積極的に打ちにいく。その方が相手には大きなダメージになる」。1、2回戦とも大胆な初球打ち、ファウルで粘り簡単にアウトにならないナインの真骨頂が見られた。

 「強豪に勝つためには圧倒的な威圧感が必要。自分たちの力をどれだけ発揮できるかだ」。目標は日本一。3回戦は、これまで4度はね返されてきた「4強の壁」を乗り越えられるか、真価が問われる一戦になる。

 【8月16日の聖光学院・試合結果】全国高校野球選手権大会

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