聖光学院、初戦突破へ闘志 報徳学園と対戦、甲子園組み合わせ

 
初戦突破に闘志を燃やす聖光学院ナイン=2日午後、フェスティバルホール

 大阪市のフェスティバルホールで2日開かれた夏の甲子園の組み合わせ抽選会で、聖光学院の対戦相手が報徳学園(東兵庫)に決まった。

 注目の好カードに会場にどよめきが響いたが、聖光学院ナインはほとんど表情を変えず、初戦突破へ気持ちを引き締めた。

 主将の矢吹栄希(3年)は「強豪校という意識はあるが、自分たちが一球に対して、どれだけがむしゃらに戦っていけるかが重要」と話した。報徳学園―聖光学院は大会第7日の2回戦第3試合(11日午後1時開始予定)。

 聖光学院ナインは午前中、兵庫県西宮市の鳴尾浜臨海球場での練習に臨み、投手と内野手の連係やシートノックで守備全体の動きを確認した。衛藤慎也(3年)らを相手にした打撃練習も行い、1時間30分汗を流した。

 その後に抽選会の会場に移動、本抽選で、矢吹が23番目にくじを引いた。矢吹は「泣いても笑っても最後の夏。目の前の相手に向かっていきたい」と意気込みを語り、斎藤智也監督は「2回戦から試合をスタートできるのは良かった。どんなチームでも互角に持ち込めるように、仕上げてきた」と話した。

 報徳学園の小園海斗(同)とオール枚方ボーイズ時代にチームメイトだったという聖光学院の水光燦太郎(同)は「決まってから小園と目が合った。どこかで当たると思っていたが、初戦で当たると思わなかった。気合が入った」と話した。

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