【戦力分析・聖光学院】エース衛藤が完全復活 高い得点力武器

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
初練習で守備からチームを盛り上げる矢吹(奥)=7月31日、兵庫県伊丹市

 夏の福島大会を制し、春夏連続甲子園出場の聖光学院。夏の甲子園出場は15度目で、これまでの通算成績は19勝14敗だ。

 チームの武器は高い得点力を誇る打線とその勝負強さだ。福島大会は初戦から3試合連続のコールド勝ちで危なげなく勝ち進んだ。準決勝はいわき海星に最終回、1点差に迫られたが、接戦を制した。決勝の福島商戦では猛打で15点を奪う圧倒的な打力を見せた。優勝候補筆頭として厳しくマークされる中、勝利をつかみ取る底力を見せつけた。

 チーム打率は3割8分。1番打者田野孔誠(3年)、5番打者五味卓馬(同)は打率5割、2本塁打を放った4番須田優真(同)も5割に迫る打率を残した。全70本放った安打のうち28本が長打。打力もさることながら15三振と打ち損じも少ない。

 投手陣は、エース衛藤慎也(同)が5試合で計21回2/3を投げ2失点。準々決勝のいわき光洋戦では完投勝利を果たし、けがからの完全復活も印象づけた。左横手投げの高坂右京(同)、緩急で勝負する上石智也(同)らも充実する。遊撃手田野、中堅手横堀航平(同)を中心とした守備も5失策と安定する。

 甲子園での過去最高はベスト8が4回。秋春の東北大会を制し、本県の高校として初の連覇を達成。春の選抜も経験した聖光ナインが100回の夏に歴史を変える。

おすすめPickup!ニュースの『玉手箱』

聖光学院、初戦「惜敗」 夏の甲子園、報徳学園に2-3敗れる