聖光学院ナイン、対策!東筑エース・石田 横手投げで打撃練習

 
横手投げの相手エース対策で打撃投手を務めた渡辺

 第90回選抜高校野球大会(23日から13日間・甲子園)の組み合わせ抽選会から一夜明けた17日、5年ぶり5回目出場の聖光学院ナインは大阪入り後、初めての練習を行った。

 大会第1日の第1試合(23日午前10時30分試合開始予定)で20年ぶり3回目出場の東筑(福岡)との対戦が決まり、ナインは初戦突破へ気持ちを引き締めた。

 練習では東筑の横手投げエース石田旭昇(あきのり)(3年)の対策に時間を割いた。斎藤智也監督は「能力が高く簡単には攻略できない。試合までの短期間で打撃の引き出しを増やしたい」と話した。

 18日は兵庫県西宮市の大阪ガス今津総合グラウンドで津商(三重)と鳥羽(京都)の2校と練習試合を行う予定。

 須田、快音に充実の表情

 聖光学院ナインは17日、兵庫県内のグラウンドで東筑のエース石田旭昇(3年)を想定した打撃練習を行い、同じ横手投げの渡辺大雄(同)と山崎優真(同)が打撃投手を務めた。

 2人は約1時間、内角に食い込む直球や右打者の外に逃げるスライダーなどを本番さながらに投げ分けた。

 渡辺は「できることは限られるが、自分たちの投球で横手投げに慣れてほしい」と話した。

 快音を響かせた須田優真(同)は「体を開かずに打てた。直球と変化球への対応をさらに磨いていきたい」と充実した表情を見せた。

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