聖光学院ナイン『聖地』雰囲気を体感 雨天で甲子園・室内調整

 
室内練習場で打撃練習をする聖光学院の選手

 第90回選抜高校野球大会(23日から13日間・甲子園)に出場する聖光学院は20日、兵庫県西宮市の甲子園球場で室内練習を行った。

 グラウンドでの練習を予定していたが、雨天のため室内練習に変わり、選手は午後1時から45分間調整。ストレッチや打撃練習に汗を流した。練習後にはグラウンドに立ち、甲子園の土の感触を確かめた。

 斎藤智也監督は「本当はグラウンドでやらせてあげたかったが仕方ない。初戦に勝って勢いに乗りたい」と話した。

 正捕手・大松「テレビで見るより広く感じる」

 甲子園球場での練習に臨んだ聖光学院。屋外での練習こそできなかったが、グラウンドを見学し、「聖地」の雰囲気を体感した。

 正捕手の大松将吾(3年)は本塁の後ろに座り甲子園を一望。「夢に見た球場に実際に立ててうれしい。テレビで見るより広く感じる」と声を弾ませた。

 外野の守備位置につき芝の感触を確かめた横堀航平(同)は「小さなころから憧れていた球場だが、勝つために、いったんその気持ちを忘れたい」と気を引き締めた。

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