頂点へ好発進!最後は『聖光野球』 序盤ガンガン、一転手堅く

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初戦を勝利し、笑顔で応援席に向かう聖光学院ナイン=23日、甲子園球場

 90回目の球春は聖光学院の勝利で始まった。甲子園球場で23日に開幕した第90回選抜高校野球大会。聖光学院が県勢で春夏通じて初めての開幕戦を接戦の末に制し、目指す頂点へ好発進を切った。

 開会式が終わってから約30分後に始まった試合。聖光学院ナインは独特の緊張感をものともせず、グラウンドで躍動した。

 右横手投げの好投手を擁する東筑(福岡)を相手に攻略法としてナインが導き出した答えは「ガツガツ振ること」。主将の矢吹栄希選手(3年)は「投手とけんかするような気持ちでいこうと考えていた」と振り返った。打線は初球から積極的に強振。相手にプレッシャーを与え、初回から攻め立てた。

 同点に追い付いた5回以降は本塁が遠い展開。斎藤智也監督が作戦を一変させる指示を出したのは8回だった。「本来の聖光学院の堅い野球をやるぞ、とね」。同校伝統の堅実な攻めに戻す合図に選手はすぐさま応え、最終回にスクイズで決勝点を奪取、勝負師らしい戦局の見極めが光った一戦となった。

 次は先輩の敵討ちだ 打倒相模「死ぬ気で」

 聖光学院が今回入ったトーナメントのブロックは、昨秋の地区優勝校6校がひしめく激戦区となった。次の対戦は関東大会ベスト4で優勝候補の一角、東海大相模(神奈川)。2015年夏の大会、聖光学院は初戦で同校を前に涙をのんだ因縁の相手だ。斎藤監督は「前も当たってやられているので、ちょっと嫌がらせしたい」とにやり。矢吹選手は「相手は力があるかもしれないが死ぬ気で」と先輩の敵討ちを誓った。

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