【監督に聞く】聖光学院・斎藤智也監督、東海大相模・門馬敬治監督
初戦を突破した聖光学院は大会第5日の27日の2回戦第1試合(午前9時開始予定)で東海大相模(神奈川)と対戦する。
2015年の夏以来、3年ぶりに激突する聖光学院と東海大相模。チームを率いる斎藤智也、門馬敬治両監督に対戦相手の印象や意気込みを聞いた。
―相手チームの印象は。
斎藤「下馬評も高く、力がある。特に打線は下位まで力があり、切れ目がない。相手に分がある」
門馬「終盤に強い。東筑戦も押される展開の中で粘り強かった。勝つために何をすべきか分かっている」
―警戒する選手は。
斎藤「エースの斎藤(礼二)は自責点0で投球内容も良く攻略が難しい。分が悪いのは重々承知。何とか食らい付きたい」
門馬「主将の矢吹(栄希)は昨夏の甲子園を知っていて経験値が高い。東筑で投げなかった選手も含め投手はしっかり調べている」
―予想される試合展開、鍵となる選手は。
斎藤「打撃陣は失点を上回る攻撃を仕掛けないといけない。投手陣は東筑戦のように継投になる。相手は高坂(右京)を警戒しているが、変化球の球種と精度の良い投手を使い、打者の目先をうまく変えたい」
門馬「どちらが先に普段通りの野球ができるか。開幕戦を勝った経験値がある相手の方が有利だが、そこを注意している。関東大会で成長した投手もいる。投手陣がどれだけ勝負できるか」
―意気込みを。
斎藤「(県勢対決で)神奈川県に7連敗している。神奈川の牙城を崩す」
門馬「初戦は大事だと意識するが365日のうちの1日。気負わず戦う」