福島商、苦しみながらも終盤決めた 春季高校野球福島県大会

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【福島商―須賀川桐陽】7回表福島商1死二塁、中川が右中間に勝ち越しの適時三塁打を放つ=信夫ケ丘球場

 第68回春季東北地区高校野球県大会第2日は14日、信夫ケ丘球場(福島市)と白河グリーンスタジアム(白河市)で1回戦6試合が行われた。

 船引は延長12回の激闘の末、5―4で会津支部第1代表の会津を破り、春秋通じて県大会初勝利を飾った。昨秋の県大会3位の福島商は須賀川桐陽に9―5、同4位のいわき光洋は白河実に9―3で快勝した。このほか、光南は2―1で福島西との接戦を制した。学法福島は6―3で安積を振り切った。第3日の15日は信夫ケ丘球場、白河グリーンスタジアム、天狗山球場(白河市)で1回戦6試合が行われる。

 大活躍「中川さまさま」

 福島商が苦しみながらも終盤に勝ち越し、初戦を突破した。先制直後の3回に打者11人の猛攻で一挙5点を失った福島商は5回、高橋玲の犠飛と中川、片野の連続適時二塁打などで同点とし、7回1死二塁から中川の右中間三塁打で勝ち越し。9回にも2点を追加した。

 4回からマウンドに上がった福島商の中川蒼太(3年)は9回途中まで投げ、被安打1の好投。打っても勝ち越しの適時三塁打を放ち、勝利に導いた。

 昨秋に一塁手から投手に転向したばかり。当初は変化球を投げられず、走者をけん制することもできなかったという。しかし支部予選で初めてベンチ入りを果たすと、この日の活躍は菅原裕一監督に「中川さまさま」と言わしめた。

 5回には3者連続三振を奪い「気持ちよかった」と中川。「今までくすぶっていた分を取り返したい」と力強く語った。