激闘!田村サヨナラ勝ち エース・渡辺力投、帝京安積あと一歩

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【帝京安積―田村】9回裏田村2死一、二塁、鴫原の中越え二塁打で渡辺が生還、サヨナラ勝ちを決めてベンチを飛び出す田村ナイン=白河グリーンスタジアム

 第68回春季東北地区高校野球県大会第3日は15日、信夫ケ丘球場(福島市)白河グリーンスタジアム(白河市)天狗山球場(同)で1回戦6試合が行われた。

 平商は11―5で若松商を破り、春の県大会で19年ぶりの勝利を挙げた。田村は4―3で帝京安積にサヨナラ勝ち、相馬は延長12回の末、2―1で会津工との激闘を制した。

 このほか、学法石川は5回コールドの17―0でいわき海星を圧倒。須賀川は9―7で福島東に競り勝ち、喜多方は7―1で只見に快勝した。

 「決めてやる」 田村・鴫原が決勝打

 田村はエース渡辺が力投、9回の好機を生かしてサヨナラ勝ちした。

 田村のサヨナラ劇の立役者は、切り込み隊長だった。「自分で決めてやろうと思った」。勝利を呼び込む狙い通りの一打を放った鴫原大輔(2年)は、チームメートから笑顔で迎えられた。

 同点で迎えた9回2死一、二塁の絶好機にも冷静だった。「真ん中付近の直球に的を絞った」。1ストライクからの2球目をたたくと、打球は前進守備を敷く中堅手の頭上を越えた。引っ張り癖のあった打撃の改善に努めた成果だった。

 今春から1番に抜てきされている。「先頭打者として、どんどん振っていきたい」。劇的な一打はチームの勝利とともに、鴫原の胸に自信も刻み込んだ。

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