「ベスト4決定」光南は春7年ぶり 小高工との一戦を制す

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【小高工―光南】小高工打線を1失点に抑え、光南を7年ぶりの4強に導いた坂路翔=あづま球場

 第68回春季東北地区高校野球県大会第5日は21日、あづま球場(福島市)と信夫ケ丘球場(同)で準々決勝4試合が行われた。

 7連覇を狙う聖光学院は14―5で学法石川に7回コールド勝ちした。光南は3―1で小高工との一戦を制し7年ぶりのベスト4進出。日大東北は4―1で船引を破り、磐城は相馬に5―1で快勝した。

 第6日の22日はあづま球場で光南―日大東北、聖光学院―磐城の準決勝2試合が行われる。夏の福島大会のシードポイントは準々決勝終了時点で聖光学院、学法石川、光南の後、日大東北と福島商が並び、磐城、いわき光洋、小高工の順で続く。

 坂路翔が熱投136球、1失点完投

 序盤で逆転した光南が小高工の反撃を許さず、春の県大会で7年ぶりの準決勝進出を決めた。

 最後の打者を打ち取ると、グラブをたたいて雄たけびを上げた。「強気に攻めることを心がけた」と光南の左腕坂路翔(3年)。136球の熱投でチームを7年ぶりの「春4強」に導いた。

 「緊張して自分の投球ができなかった」と話すように、立ち上がりは制球に苦しんだ。初回二死満塁のピンチは切り抜けたものの、続く2回には三塁打を浴びて小高工に先制を許した。

 それでもバッテリーを組む近藤匠(同)のリードで立て直し、最少失点に抑えて味方の援護を待つと、チームは直後の3回に逆転。その後は一気にギアを入れ替え、低めを意識した投球で小高工の反撃を断った。

 先頭打者に右前打を許した最終回には、今大会で初めて一緒にベンチ入りした双子の弟・航(同)が伝令としてマウンドへ駆け寄った。「あとは気持ちだぞ」。心強い激励に応え、試合を締めた。

 東北大会への切符も目前だ。「チーム一丸で粘り強く戦い、(東北大会出場を)勝ち取りたい」。準決勝へ向け、坂路翔は言い切った。

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