光南、日大東北下す 2年生左腕・石井が1点差守り完投

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【光南―日大東北】完投でチームを決勝に導いた光南のエース石井=あづま球場
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 第68回春季東北地区高校野球県大会第6日は22日、あづま球場(福島市)で準決勝2試合が行われ、光南が日大東北に競り勝ち、15年ぶり3度目の決勝進出を決めた。

 光南の左腕石井諒(2年)が東北大会を懸けた一戦で堂々のプレートさばきをみせた。「(東北大会を)決めることができてうれしい」。109球での完投勝利に胸を張った。

 打者の内角を突く直球とスライダーを武器に、1点差の接戦を制した。「相手も2年生(エース)。負けたくなかった」。日大東北の投手磯上海大(同)は中学時代にも県大会で対戦し、苦杯を喫した相手。それだけにこの日のマウンドに懸ける思いは強かった。

 3回までに3点をリードしたが「球が浮くとすぐ打たれた」。底力を発揮する日大東北に中盤以降、徐々に点差を詰め寄られる展開。それでも「腕を振れ」との先輩捕手の近藤匠(3年)からのげきに応えようと、内角低めを攻める強気の投球で自らを鼓舞、逆転を許さなかった。

 「意見を言い合える雰囲気が良かった」と光南への入学を決意した石井。「ここまできたら優勝したい」。2年生エースが、頂点に立つ覚悟を決めた。

 西牧が8回に貴重な追加点

 8回に適時打を放ち、日大東北を突き放す貴重な追加点をもたらした光南の西牧駿(3年)は「甘く入ったスライダーをしっかり捉えられた」と笑顔を見せた。

 1死一塁で「絶対に打ってやろうと思った」と打席に入ると、5球目の甘く入ったスライダーを振り抜いた。金属音を響かせた打球は右翼手の頭上を越える二塁打となり、一走を本塁に招き入れた。

 「ここで満足せず戦い抜きたい」。優勝という悲願達成に向け、西牧は気を引き締め直した。

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