王者・聖光学院敗れる ナインぼうぜん...心に隙、相次ぐミス

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【聖光学院―磐城】7連覇を逃し、肩を落としてベンチに下がる聖光学院ナイン

 磐城の校歌がグラウンドに響く中、敗れた聖光学院ナインはぼうぜんと、歓喜の表情を見せる磐城ナインに視線を送っていた。

 勝ち急ぐ気持ちがミスを呼んだ。併殺が狙える場面での送球ミスやボークなど、信じられないプレーが続く。「負けて当然の試合。我慢強さが足りない」と斎藤智也監督。緻密な"聖光野球"は影を潜めた。

 「気持ちの弱さ。これがチームの課題」と主将の松本康希(3年)。エース鈴木拓人(同)も「心の中に隙があった。情けない」と言葉を詰まらせた。この日の敗戦を受け入れ、揺るぎない精神力を磨き上げることが、前人未到の10連覇が懸かる夏に向けた大きな一歩となるはずだ。