光南、終盤の追撃及ばず 八戸工大一に主導権奪われ5-8

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【光南―八戸工大一】3回裏光南無死、右越え本塁打を放ち、ダイヤモンドを一周する溝井=花巻球場
2回戦
1
2
3
4
5
6
7
8
9
八戸工大一
0
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3
0
4
1
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0
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光南
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1
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2
1
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 第63回春季東北地区高校野球大会第2日は10日、岩手県の県営、花巻両球場で2回戦6試合が行われ、本県第1代表の光南は青森第3代表の八戸工大一に5―8、本県第2代表の磐城は山形第3代表の九里学園に1―5で敗れた。

 第3日の11日は両球場で準々決勝4試合が行われる。本県第3代表の聖光学院は県営球場の第2試合(午後0時30分開始予定)で、岩手第2代表の花巻東と対戦する。

 光南・溝井、自信深める一発

 光南は終盤、追い上げを見せたが、中盤までの失点が響き、八戸工大一に及ばなかった。

 4点を追う最終回の無死一、三塁の場面。「速い球は当たれば飛ぶ。コンパクトにスイングしよう」と意気込んだ光南の溝井琴博(3年)だったが、140キロを超える相手投手の速球におされ、結果は併殺打。「打ち損じてしまった」と悔やんだ。

 3回に本塁打を放った溝井。チームは一回に1点を挙げた後、1、2回で6者連続三振を喫した。溝井は「来た球を思い切り振り抜こう」と3回の打席に立ち、初球を振り抜いた。打球はぐんぐん伸び、右翼スタンドへ。公式戦初アーチに「ものすごくうれしかった」と振り返った。しかし、その後の打席では大振りになり、右飛に倒れた。下位打線が好機をつくり迎えた9回の打席だったが、打球は遊撃手のグラブに収まった。

 「決して打てない投手ではなかった。夏は一発で仕留められるようにしたい」と溝井。敗れはしたが、本塁打で自信を深めた。「スイングスピードをもっと速くしたい」。リードオフマンは最後の夏に向け、成長を誓った。