いわき光洋、延長10回サヨナラ 主砲・久田殊勲、帝京安積破る

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
【帝京安積―いわき光洋】10回裏1死二、三塁、サヨナラの右前適時打を放つ久田=あいづ球場

 第69回春季東北地区高校野球県大会第3日は14日、会津若松市のあいづ球場など3球場で1回戦7試合が行われた。いわき支部予選優勝校のいわき光洋は、2点を追う9回裏に同点に追い付き延長の末、逆転勝ちを収めた。昨春の県大会優勝校光南は、福島を振り切り5―1で2回戦に進出。東日大昌平は6―0で福島工に完封勝ちした。第4日の15日は、あいづ球場など3球場で1回戦4試合と2回戦3試合の計7試合を行う。

 監督がげき...「4番らしく」

 土壇場9回の同点劇から勢いそのままに延長10回、サヨナラ勝ちを引き寄せたいわき光洋の主砲久田竜也(2年)は「監督のげきが効きました」と試合を決めた殊勲の一打に笑顔をはじけさせた。

 いわき光洋は打線がつながらず、終盤まで無得点のままリードを許す厳しい展開が続いた。9回にようやく追い付いて迎えた延長10回は、1番波立翔太(3年)からの好打順で始まった。走者をため、1死二、三塁の好機で打順に向かう久田に、渡辺純監督は「4番らしい仕事をしろ」とここまで無安打2三振とくすぶる主砲に気合を注入した。

 渡辺監督から「変化球を狙え」という指示を受けていたものの、久田は直感で勝負、2球目の直球をしぶとくはじき返した。

 狙い通りとは言えない2年生主砲の活躍に、渡辺監督は「もう少し早く集中力を出して欲しい」と辛口だったが、それも期待の証し。チームメイトも「運を持ってる」と独特の表現で喜んだ。久田は「もっと4番らしくチームに貢献したい」と、誰もが認める頼れる4番への脱皮を図る。

おすすめPickup!ニュースの『玉手箱』

「秋季高校野球福島県大会」開幕 センバツ出場へ29校が熱戦