球場に響く「新校歌」...小高産業技術が初勝利 春季福島県大会

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県大会で初勝利し、校歌を高らかに歌う小高産業技術ナイン=会津若松市・あいづ球場

 小高工高と小高商高が統合し、今春開校した小高産業技術高は15日、春季東北地区高校野球県大会で初勝利を飾った。試合後、勝利校によって行われる校歌斉唱では南相馬市在住の芥川賞作家柳美里さんが作詞、シンガー・ソングライターの長渕剛さんが作曲を手掛けた校歌を響かせ、生徒たちが同校野球部の歴史に新たな一ページを刻んだ。

 5点をリードして迎えた8回に連打を浴び一時1点差まで迫られたが、エース渡辺和東投手(3年)が粘投。野手も好守でもり立て、県大会初勝利を挙げた。3安打2打点の活躍を見せた石附享主将(3年)は「去年も県大会で勝っているが、新しい学校としては初の1勝。これからどんどん勝ちを増やしていきたい」と意気込んだ。

 新チームは旧小高工高野球部だった2、3年生19人に1年生7人の計26人。勝利の喜びに浸りながら肩を並べて注目の校歌を声高らかに歌った。歌い心地について記者団に問われると石附主将は「だんだんなじんできた」と笑顔で返した。

 作詞・柳美里さんが球児にエール

 校歌を作詞した南相馬市在住の作家柳美里さんは「県大会初戦に勝つことができて、うれしいです。2回戦も勝って、『我ら吉名の丘に立つ』という校歌に込めた、小高で学ぶ誇りを高らかに歌ってほしい。私も、一緒に歌います。ファイト!」とコメントを寄せた。

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