日大東北...初戦敗退「勝負所で力発揮できない」 田村に1-5

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【日大東北―田村】7回裏田村1死満塁、ピンチを迎えマウンドに集まる日大東北ナイン=ヨーク開成山スタジアム

 第69回春季東北地区高校野球県大会第4日は15日、会津若松市のあいづ球場など3球場で1回戦4試合、2回戦3試合の計7試合が行われ、須賀川桐陽と東日大昌平、いわき光洋がそれぞれベスト8進出を決めた。小高産業技術は6―4で郡山商を下し、県大会初勝利を収めた。昨秋の県大会準優勝校日大東北と田村の県中支部同士の対決は、田村が5―1で競り勝ち、2回戦進出を決めた。第5日の16日は、あいづ球場とヨーク開成山スタジアムで2回戦5試合が行われる。

 支部予選に続き田村の壁崩せず

 早すぎる敗退に、ふがいなさ、悔しさを抑えることができなかった。春の支部予選初戦に続き、田村に2度目の黒星。日大東北の主将新田大翔(ひろか)(3年)は「思うようなプレーができなかった。レベルアップが必要」と涙を浮かべ、言葉を詰まらせた。

 1本が出なかった。2、6回を除いて毎回走者を出し、このうち得点圏には5度進めたが点に結び付いたのは7回の代打大和田誠人(同)の適時打のみ。さらにこの後、二、三塁と好機が続いたが高崎寛太(2年)、梶山竜暉(3年)が三振に倒れ、風向きを変えることができなかった。

 「勝負所で力を発揮できていない。打つべきところを打ちに行けず受け手に立ってしまっていた」と中村猛安監督は語った。

 昨秋は県大会で準優勝し、東北大会にも出場。地力のあるチームに中村監督は「飛び抜けた選手はいないが例年以上に総合力がある。普段の力を発揮できれば勝てる集団」と期待を込める。だからこそ、同じ轍(てつ)を踏むわけにはいかない。「この負けを受け止めて、成長できるか。みんなで力を合わせてやっていく」と新田。悔しさをしっかり胸に刻んだ。