須賀川・円谷清が零封 変化球駆使、会津工をコールドで下す

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【会津工―須賀川】会津工打線を1安打に封じた須賀川の円谷清=ヨーク開成山スタジアム

 須賀川は投打がかみ合い、会津工を7回コールドで下した。

 失点する気配を全く感じさせなかった。須賀川の右腕円谷清矢(3年)は7回1死まで無安打無四球の完璧な内容。コールド勝利に残り2死の場面で左前打を許したが、後続はきっちり仕留め二塁を踏ませず、21年ぶりの8強進出を引き寄せた。円谷は「調子はあまり良くなかったが、力を抜いて投げられた」と、心地よい疲労感に浸った。

 「終盤勝負になると思って、序盤はペースを落として入った」。本来の球威は影を潜めたが、制球は抜群。120キロ中盤の直球と縦、横2種類のスライダーを軸に丁寧にコースを突いた。

 さらにボールは低めに集まり、初回から7人連続で内野ゴロ。7イニングで三振は「0」と、理想的な打たせて取る投球で、テンポよく打者を打ち取った。

 昨秋、関東の強豪校との練習試合で「変化が必要」と実感し、動く直球「ツーシーム」を習得。右打者に食い込むように曲がるボールは、制球重視の右腕にとって大きな武器となり、この日も効果を発揮した。

 次は準々決勝。ポーカーフェースの円谷は「力で勝負せず、自分らしく打たせて取っていきたい」と淡々と語ったが、エースとしての自信に満ちていた。

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