壮絶!両校29点...12回サヨナラで安積制す 会津農林に15-14

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
【会津農林―安積】12回裏、市川のサヨナラ打でベンチを飛び出す安積ナイン=白河グリーンスタジアム

 第70回春季東北地区高校野球県大会第3日は20日、白河市のグリーンスタジアムなど3球場で1回戦7試合が行われた。安積は延長12回の末、15―14で会津農林との乱打戦を制した。会津工は県北支部第1代表の福島成蹊に5―4で競り勝った。白河は終盤8回に勝ち越し、4―3で帝京安積との接戦を制した。第4日の21日は3球場で2回戦8試合が行われ、ベスト8がそろう。

 9番・市川が快音「積極的にバット」

 両チーム合わせて本塁打1本、三塁打2本、二塁打9本と打ち合いの展開。9回に会津農林が追い付き13―13とし12回表には1点リードしたが、その裏、安積がひっくり返した。

 安積の9番市川大樹(2年)が快音を響かせ、三走の佐藤徹平(同)がサヨナラのホームを踏むと、安積ナインはベンチを飛び出し、歓喜に沸いた。

 12回裏、本塁打を含む5打点の活躍を見せていた8番横山流星(同)が敬遠気味の四球を選び、2死満塁。前の打席で三振に倒れた市川は、「俺と勝負してくる。積極的にバットを出す」と気持ちを奮い立たせ、打席に向かった。その初球。イメージしていたという高めの直球を右前にはじき返した。

 今年3月に右ひざを痛め、調子が上がらず支部予選で出場機会がなかった市川。野球部OBの外部コーチからの提案で、練習後に数人の仲間とスイングフォームの確認を互いに行うなど地道な練習を積み重ねてきた。「(練習の成果)やっと出たな」と仲間たちからねぎらいの言葉をかけられ、思わず笑みがこぼれた。

 打撃で光を放った横山と市川は、「ナイスゲームとは言えない。守備など改善する部分は多い」と表情を引き締める。「一つのミスが敗北につながる。次は安積の野球を存分に披露したい」と2年生コンビが勝ちをつかみに行く。

 【5月20日の試合結果】春季高校野球福島県大会・第3日

おすすめPickup!ニュースの『玉手箱』

聖光学院が福島県勢初『秋春連覇』 春季東北大会、6年ぶりV