【春季福島大会総評】10試合が1点差ゲーム 夏も好ゲーム期待

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 夏の前哨戦となる春の県大会。昨秋に始動した新チームは一冬を越え、一回り大きく力を付けて好ゲームを演じた。

 2連覇を果たした聖光学院はエース不在で臨んだが、強力な打撃陣がカバーした。決勝で敗れた福島商は、延長での勝利や最終回での逆転など粘り強さが際立った。3位決定戦で東北大会最後の1枠に滑り込んだ磐城は投手陣が好投した。

 1回戦から決勝まで全30試合のうち1点差で勝敗が決したのは10試合。延長は4試合と終盤までもつれる接戦も目立った。本塁打は大会記録を更新した昨年春の15本と比べると3本に大きく減った。長打は準々決勝からの計8試合で二塁打27本、三塁打10本だった。また、県大会で初めて導入されたタイブレーク制度は2試合で実施された。いずれも先攻チームが無得点に終わり、その裏に後攻チームが得点して勝利。準々決勝では、福島商がタイブレークの無死一、二塁から三重殺を完成させた。

 8強のうち光南や安積など5校は、支部大会の敗者復活戦を勝ち上がったチーム。実力を出し切れず敗れた実力校や発展途上のチームも多く、夏はこの春以上のドラマチックな展開に期待したい。

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