「春季東北地区高校野球」7日開幕 東北一目指す福島代表3校

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福島県第1代表の聖光学院ナイン

 第65回春季東北地区高校野球大会は7日、青森市の青森市営球場で開幕する。東北6県の各県大会を勝ち抜いた18校が11日までの5日間、東北一を懸けて熱戦を繰り広げる。県勢は聖光学院(第1代表)、福島商(第2代表)、磐城(第3代表)が出場する。

 聖光学院は大会第2日の8日、青森県総合運動公園球場の2回戦第1試合(午前9時開始予定)で、利府(宮城第3代表)と弘前工(青森第3代表)の勝者と対戦する。福島商は8日、青森市営球場の2回戦第2試合(午前11時30分開始予定)で山形中央(山形第2代表)と対戦する。磐城は大会初日の7日、青森県総合運動公園球場の1回戦第1試合(午前11時30分開始予定)で明桜(秋田第3代表)と対戦する。

 好調の「打撃陣」

 【聖光学院】9大会連続の出場。4試合で47得点と圧倒的な攻撃力で勝ち上がりエース不在の投手陣をカバーした。初戦の白河戦以外は2桁得点と、各チームの好投手を攻略し打撃レベルの高さを示した。4試合で6失点の投手陣は公式戦初登板の須藤翔(2年)と川口堅(3年)が経験を積んだ。東北大会から復帰するエース衛藤慎也(同)の仕上がりとともに強豪打線にどこまで通用するか見ものだ。打線は横堀航平(同)が4割7分1厘、田野孔誠(同)が4割6分2厘と申し分ない成績。準々決勝から出場の水光燦太郎(みずこうさんたろう)(同)は3試合で6打点と結果を残し、東北大会では背番号17番から7番に替わる。

 勝機呼ぶ「犠打」

 【福島商】19年ぶりの出場。犠打で確実に走者を進める試合運びで勝ち抜いた。5試合すべてで序盤に先制点を奪う理想的な展開。決勝以外は追い付かれても犠打を絡ませた攻撃で追加点を奪う試合巧者ぶりを発揮した。投手陣はエース阿部大樹(3年)と大河内陸(同)、大内良真(2年)らが中心。2年生の大内は延長13回、178球を投げ切るなど激戦も経験済み。打線は6番渡辺拓真(3年)がチームトップの8安打で打率4割。1番関根紀(同)と2番武藤球太(同)の出塁率が高く、得点につなげたい。課題は守備。失策12と目立った守備の乱れを、東北の舞台で修正したい。

 「投手」伸び盛り

 【磐城】タイブレークの末、東北大会出場最後の一枠をつかんだ。好投した投手陣と、5試合で失策3つの堅守が光る。支部大会で敗れたいわき光洋との2回戦を制し意地を見せた。準決勝で福島商に敗れたものの、光南との代表決定戦は、小山泰生(3年)が延長13回を投げ抜き、11奪三振、無失点で勝利を引き寄せた。大会を通して、エース大久保雅史(同)と左腕小山の2枚看板が力を付けた。一方、1試合平均4得点と打撃陣が勝負の鍵を握る。下位打線ながら長沼陽也(同)は好機を演出する打撃が目立つ。主砲の折内健太郎(同)ら主軸との打線のつながりがうまくいくかが注目だ。

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