「ベスト4」決まる 福島商は東日大昌平に逆転勝ち

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【東日大昌平―福島商】7回裏福島商2死二、三塁、逆転となる2点適時打を放つ原田=開成山球場

 第67回秋季東北地区高校野球県大会第5日は19日、郡山市の開成山球場、いわき市のいわきグリーンスタジアムで準々決勝4試合を行い、聖光学院、いわき光洋、福島商、学法石川が4強入りした。夏の甲子園に出場したため県北支部予選を免除された聖光学院に加え、いわき、県北、県南の各支部第1代表が準決勝に駒を進めた。

 聖光学院は7―2で小高工に逆転勝ち。いわき光洋は6―4で光南を振り切った。福島商は6―5で東日大昌平に競り勝った。学法石川は2―0で会津工を破った。大会第6日の20日は開成山球場で福島商―学法石川、聖光学院―いわき光洋の準決勝を行い、東北大会に出場する本県代表3校のうち2校が決まる。

 1年生の原田、殊勲打
 春の県大会で東日大昌平と延長15回に及ぶ死闘を演じた福島商。チームの逆転を信じてスタンドで声援を送り続けた1年生が夏を越して成長、大仕事を成し遂げた。原田修樹は「とにかく走者をかえそうと、思い切りスイングした」と逆転打を振り返った。控えめな性格の原田が塁上で高々と右拳を突き上げ、喜びを表現した。

 「春の感動をベンチに入って分かち合いたい」。レギュラー入りへの思いが募るが、守備に不安を抱えていた。本職は二塁手だが、打撃力を買われて夏に、より打撃に集中できる外野手に転向。二塁手への思いもあったが「自分ができることをしよう」と前を向いた。

 ようやくつかんだスタメンで、巡ってきたこの日の東日大昌平戦。春の試合を「嫌でも」意識したというが、得点につなげる「自分なりのプレー」に徹した。狙い球を直球に絞り、第2打席で左越え二塁打、好機で迎えた第4打席では外角高めの直球を左越えに運んだ。

 原田には福島商OBの父と兄が果たせなかった甲子園出場の夢がある。「まずは東北大会出場。あと1勝」と力を込める。目標を来春のセンバツに定めた原田に迷いはない。

       >>>> 《 9月19日の試合結果 》
◎―― 開成山球場 ――◎
      福島商が7回、一挙4点 東日大昌平に競り勝つ
 ▽準々決勝
東日大昌平
0
1
0
1
0
1
2
0
0
5
福島商
0
0
0
0
2
0
4
0
×
6
                                            
      学石、11年ぶり秋4強 会津工、完封負け
 ▽準々決勝
会津工
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
学法石川
0
0
0
0
2
0
0
0
×
2
                                            
◎―― いわきグリーンスタジアム ――◎
      聖光、勝負強さ発揮 小高工、先制守れず
 ▽準々決勝
聖光学院
0
0
0
3
2
0
1
1
0
7
小高工
0
1
0
1
0
0
0
0
0
2
                                            
      いわき光洋、逃げ切る 光南、猛追あと一歩
 ▽準々決勝
いわき光洋
0
0
2
0
0
2
0
2
0
6
光南
0
0
0
0
0
0
0
2
2
4